8月の絵本紹介♬

本のライン素材

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本のライン素材

今月も四季のいろ保育園に新しい絵本が仲間入りしました「えほん」のイラスト文字

その中から5点ご紹介しますヒヨコのアイコン

 

ドットのライン素材(カラフル)

 

①はなびドーン

対象年齢 幼児から

 

はなび ドーン

 

~あらすじ~

夜空にうかびあがる、色鮮やかな花火。
小さいの、大きいの、赤いの、黄色いの、まるいの、星形の…。
「ドーン」など様々な音といっしょにはじめる花火に、心もぱぁっと明るくなります。
色、音、形が楽しいあかちゃん絵本。

~ベストレビュー~

今年は花火大会も軒並み中止で見に行くことはできなかったのでおうちで楽しむことにしました。リアルに花火動画を見たりするのもいいですが、絵本ならではのあたたかみや、まばゆいキラキラのイラストが娘の心に響いたようでした。
臨場感ある音も楽しくて、今年の夏を振り返りながらしみじみと読みました。来年は本物の花火を見せてあげたいな~とより一層感じました。

②こわくないこわくない

対象年齢 幼児から

 

こわくない こわくない

~あらすじ~

まーくんはこのごろ反対ばかり言います。だから、夢でおばけに会ったときも、「こわくないこわくない」とがんばります。でも本当は……。心あたたまる、にこにこ絵本。

~ベストレビュー~ 

2歳9ヶ月の娘も最近、「さあ、ご飯たべようね」「ごはんたべないよー」「暗くなってきたから、おうち帰ろうねー」「おうち帰らないよー」と反対のことばかり言っているので、この絵本の男の子とそっくりです。
こんな反応も、心の成長に大切なことなのだなと、気づかされる一冊でした。

『こわくないこわくない』は、保育園の1歳児で大うけ。1歳児といっても、1歳8ヶ月~2歳半くらいまで18名いかして、毎日毎日「こわくないこわくない、よんで」と楽しみにしています。
まさに今の自分たちの心境なのではないかしら? なんでも反対に言うのが…子どもの気持ちにそっていて、本当におもしろい本です。
オバケが出てくるとみんなで「キャー」とさけんで顔をかくしたりして。読んでいても大笑いです。

③へいきへいきのへのかっぱ!

対象年齢 3・4歳児から

 

~あらすじ~

困っている人を助けにやってくるかっぱの子、その名も“へのかっぱ”。
“へのかっぱ~”って呼ぶと『へいへ~い、へのかっぱ!』ってやってくるんだよ!
でもそこに、みんなをいじめる『べのかっぱ』が現れた。へのかっぱは立ち向かうけれど…。
へのかっぱのがんばりがお茶目で楽しいストーリーです。がんばって立ち向かえば、
なんでも“へのかっぱ”になれちゃうんだよというメッセージも裏側にあります。

“へのかっぱ”という言葉を、あの“かっぱ”に置き換えて、おもしろおかしい活躍を見せつつ、『なんにでも立ち向かってごらん、そうしたら、みんなだって“へのかっぱ”になれちゃうんだよ』という
メッセージもあふれる面白活劇絵本です。注目の作家、苅田澄子のおもしろ物語を、
画家の田中六大がさらにファンタジックな世界を作って盛り上げます!

~ベストレビュー~

へのかっぱが、困っている人を助けてあげます。でも ほのかっぱちゃんとおままごとをして遊びに夢中で
みんなの助け声が聞こえない…その間にべのかっぱが町に来て、いじわるばかりします
でも正義の味方へのかっぱがやってきて一件落着。へのかっぱみたいにという響きとともに、息子も困難を乗り越え強くなっていってほしいなぁ。最後に読んでいるみんなもへのかっぱでなんでもできちゃうと背中を押してくれる感じもいいです

④すいか!

対象年齢 幼児から

 

すいか!

 

~あらすじ~

おじいちゃんの畑であま~く育ったすいか。うららちゃんとだいちくんの兄弟や動物たちがおもいっきりかぶりつく。その味は……もちろん、最高! 一気に食べたら、みんなすいかになっちゃた!? すいかのおいしさを、色彩豊かな絵と「すいか」の折り句(各句の初めに物の名前を一字ずつ読み込んだ言葉遊び)でリズミカルに表現。思わずすいかが食べたくなっちゃいます。読み聞かせにもピッタリ。

~ベストレビュー~

とっても夏らしい絵本で、今の季節に読むのにぴったりです。
「すきだから いっこまるごと かじりたい」「すいぶんたっぷり いきかえったよ かみさまありがとう」というように、「す、い、か」で始まる文章の繰り返しがまた楽しいのです。さすが、石津ちひろさん。言葉遊びが上手だなと感動しました。色鮮やかで遠目が効く絵なので、夏のおはなし会などで読んでも楽しいと思います。

 

⑤1、2、3どうぶつえんへ

対象年齢 幼児から

 

1、2、3どうぶつえんへ

 

~あらすじ~

字のない絵本です。汽車が走っています。1両めにはゾウが1匹、2両めにはカバが2匹、3両めにはキリンが3匹、4両めにはライオンが4匹・・・。そして10両めには鳥が10羽。どこへ行くのでしょう?動物園に着きました。動物達はそれぞれのオリへ。たくさんの人達が動物達を見て楽しんでいます。

「かずのほん」とサブタイトルがついているとおり、楽しみながら数の概念を学べる絵本です。汽車の後ろへ行くほどに乗っている動物達の数が増えていきます。各ページの下の方には、汽車の先頭からそれまで出てきた動物達が小さく表示されていて、「ゾウが1匹、カバが2匹、キリンが3匹、ライオンが4匹、で、ほーらクマが5匹ね。」といったふうに楽しめます。エリック・カール独特の美しいコラージュで表現された動物をながめているだけでも楽しくなります。各車両に小さなネズミ(これもエリック・カール作品によくでてきますが)がちょこんと乗っていて、かわいい演出をしています。

~ベストレビュー~

言葉のない絵本ですが、とても娘は気に入っています。
4歳の娘は、10までの数は唱えることができ、10までの数字も読めます。
だから、自分で絵本に書かれている数字をみて、そこの描かれている動物と数が同じかどうかを比べながら、自分で読んでいます。
せっかくなら、数字に興味を持ち始めた頃に読んであげるとよかったのかもしれません。
しかし、10までの数がわかるようになって、自分で確かめながら読めるというのは、娘にとっては魅力のようです。
私のお気に入りは、絵本の下にどんどん増えていく、動物たちが乗った列車。動物園に着いたら、動物がいなくなっているのも、いいです。そして、エリック・カールさんといえば、何ともいえない、素敵な色の絵。それに惹かれてしまいます。この絵本は、数に興味を持ち始めた頃、さらには、10までの数がわかった頃の子供にお勧めだと思います。

 

ドットのライン素材(カラフル)                                                                          以上5点の紹介でしたパンダのアイコン