6月の絵本紹介♬

本のライン素材

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本のライン素材

今月も四季のいろ保育園に新しい絵本が仲間入りしました「えほん」のイラスト文字

その中から4点ご紹介しますヒヨコのアイコン

 

ドットのライン素材(カラフル)

 

①もう おねしょ しません

対象年齢3・4歳から

 

 

もうおねしょしません

~あらすじ~

ねずみのちゅうこは保育園で七夕の飾りを作る前の夜、おねしょをしてしまって元気がありません。ひとりだけお願い事が書けないでいます。するとその夜、ベットにおほしさまが現れて・・・。
保育園での七夕の行事での可愛いエピソードです。どんなお願い事を書こうか、話がはずみそうですね。

~ベストレビュー~

この絵本のシリーズは子どもも私もとっても大好きなシリーズです。
季節ごとのテーマにそって絵本が出版されているので、幼稚園での行事に関連して子どもと一緒に絵本の時間を楽しむこともできます。今回はこの絵本を七夕の会で、3歳~5歳の子ども達に読んで見ました。
絵がとってもかわいいこと、まだ自分達との共通点があることなどから、子ども達はとっても静かにおはなしの世界に入ってきてくれたように思います。
小さな子ども達でも、おはなしの世界を楽しめる七夕絵本のような気がします。
七夕の季節がきたら、親子で楽しんでほしい一冊です。

 

②ねがいぼし かなえぼし

対象年齢3・4歳から

 

ねがいぼしかなえぼし

 

~あらすじ~

友だちが引っ越してしまったから、七夕に会えるようにお願いしよう。一方天上では織り姫と彦星が恋に落ちて、仕事をしなくなり、帝の怒りに触れ、会えなくなります。

~ベストレビュー~

昨年は七夕の季節に、松成真理子先生の「たなばたまつり」をお話会のメンバーに薦めました。
今年お昼のお話会がちょうど7月7日なので読むことになりました。
こちらの作品は、“季節のお話”シリーズということもあって、しっかりと七夕のいわれが描かれています。
内田&山本先生ならではの独特な色調と世界観です。
織り姫と彦星がどうして、年に一度しか会われなくなったかお子さんたちも理解できる事でしょう。
二人が引き裂かれた後の背景の暗さが、彼らの悲嘆を良く表しています。
また、鵲が渡す橋の美しさが際だっています。天空の世界のラブロマンスが楽しめるかと思います。
さてさて、今年は天の川がみられるかしら?

 

③たなばたセブン

対象年齢3・4歳から

 

たなばたセブン

~あらすじ~

7月6日、七夕の前の日。なぞの新ヒーロー「たなばたセブン」がやってきた!
かっこいいヒーローは悪いやつをやっつけて・・・どうやらそういう雰囲気ではないみたい。

子どもたちが書いたたんざくを読んでは、何かぶつぶつ言ってるし、七夕の日が雨にならないように
必死でてるてるぼうずを作っているし、あげくによだれをたらして寝ている!?
やたら人間くさいヒーロー、それが「たなばたセブン」。顔はそれなりにカッコイイんだけどね(笑)。

でも、たなばたセブンは語ります。
子どもたちに、本当の七夕のおはなしを。「おりひめ」と「ひこぼし」が一年に一度しか会えない理由を。
子どもたちも「雨が降ったら大変!」と、一生懸命てるてるぼうずを作り始めます。
今年は無事に会えたのかな?

本来の七夕の願いごとというのは、豊作の願いであり、機織りが上手だった織姫にあやかって、
手芸や習字など、手習いの上達を願ったことから出来上がった習慣なのだそうです。
子どもたちに「願いごと」というのは「欲しいもの」ではない、ということを子どもたちに
伝えなくては!という、作者の思いから生まれたのがこのお話なのだとか。

大切なことを子どもたちに伝え続ける、それも真のヒーロー。たなばたセブン、また来年会えるといいね。

~ベストレビュー~

織姫とひこぼしの話良くは知らなかったけどたなばたセブンのお話でどうして年に一度しか出会えないのか理由がわかりました。お仕事しなくなっちゃってたなんて・・・笑
たなばたセブンなんてどんなカッコいいヒーローなのかなと思ったらとても感受性強くて優しくて可愛いらしいヒーローでした☆
雨が降らないように徹夜でてるてるぼうず作ってる姿はすてきだなっと思っちゃいました(*^_^*)

 

 

④きつねのたなばたさま

対象年齢 幼児から

 

きつねのたなばたさま

 

~あらすじ~

こぎつねはいなくなったお母さんを待ち続けています。ある日、人間の子が七夕の飾りに願い事を書いて叶った様子を見て自分も願いをかけます。ところがこぎつねは字が書けません・・・。
七夕のお話に親子の絆、自立を重ねて描かれたちょっぴり切なくも温かい物語です。

~ベストレビュー~

猟師にお母さんを殺されてしまった子ぎつねは、そうとは知らずにお母さんを待ち続けています。
ある日、人間の子が七夕飾りにお願いを書いているのを見て、字が書けないながらも一生懸命考えて、自分もお願いごとをします。
人間の子は叶ったのに、自分は叶わない…せめて夢の中でお母さんに会おうと、食事もとらずに眠ってばかりで弱ってしまいました。その時、雌の子ぎつねに助けられ、成長した2匹は家庭を築きます。
一生懸命に考える子ぎつねに、思わず涙が出そうになります。
願いは叶わないままですが、親子の絆や悲しみを乗り越えて成長する姿に温かい気持ちにもなれるお話です。

 

ドットのライン素材(カラフル)

以上4点の紹介でしたパンダのアイコン